アセビ(ツツジ科)
本州・四国・九州に自生し、山地に生える常緑樹です。高さ1.5~3m。葉は革質で互生です。早春、枝の先に花穂を下に垂れ、白色で壺状の小さな花を下向きにたくさんつけます。萼は花冠とともに5つに裂け、雄しべ10、雌しべ1。蒴果(さくか)を結びます。秋に褐色に熟す果実は上向きにつきます。花や実、葉は有毒で、ツツジ科特有の有毒成分グラヤノトキシン類を含んでいます。
和名「馬酔木(アセビ)」は、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木(あせび)」となりました。
乾燥した茎葉を10倍量の水で煎じて、さらに、煎じた液を10倍に薄めて、殺虫剤として使用できます。中毒症状は、嘔吐、下痢、酩酊状態、四肢痙攣、呼吸麻痺です。
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