「ロックガーデンの分かれ道を右に進み、頂近くの左側」で、ウメバチソウが咲きました。
北半球に広く見られ、日本では北海道から九州の山の麓や高山の日当たりの良い所に生える多年草です。根茎は短く太く、根生葉は固まって付き、長い柄があります。10~40cmの数本の花茎を直立し、1枚の葉と1個の花をつけます。萼片5、花弁5で白色で、雄しべ5、雄しべと雌しべの間に仮雄しべが5本あり、掌状に分かれます。子房は上位で、蒴果は上部が4裂します。
花の大きさは2cm程でしょうか、決して大きくはありませんが、とても綺麗です。今は、道から数十センチ奥まったところに咲いていますが、例年、道のすぐ近くにも咲きます。もう少し待ちたいと思います。
和名は「梅鉢草(ウメバチソウ)」。紋所(家紋)の一つの梅鉢に似ていることに由来します。右下の写真です。菅原道真や前田利家の家紋として有名です。ありがたやありがたや。
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