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エゴノキの花が満開です

 エゴノキの花が満開です。とても綺麗です。園内の複数個所で見ることができますが、写真は料金所入ってすぐの「マグノリア通り」のエゴノキです。

 日本では北海道から九州・沖縄まで、海外では中国や朝鮮半島・フィリピンに分布し、雑木林などに生えている落葉小高木です。高さ3~5mで、幹は紫色がかった褐色で多くの枝に分かれます。葉は互生し柄があり、今年のびた小枝の先に長い柄のある総状の花穂を出し、白色の花を多数下に垂れさせます。萼は緑色で、花冠のとともに5つに裂けます。雄しべは多数で葯は黄色、球形の果実は熟すと褐色で堅く卵形の種子を出します。

 名前の由来は、実を食すると刺激があり「えぐい」ところからきています。実の果皮にエゴサポニンを含み、果皮を入れた水で洗濯すると泡がたって汚れがとれたり、未熟果皮の汁を小川に流すと小魚が中毒を起こし浮き上がったりします。

 エゴノキに限らず、綺麗な花からは想像できないことがたくさんありますね。

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