キタコブシ(モクレン科)の果実が目立ってきました。袋果が集まった集合果です。あとひと月ぐらいたつと裂開して赤い種子が顔を出します。果実の様子を見ると「握り拳」に似ているので、植物名の「コブシ」という名前が理解できます。花からは植物名が想像できませんでした。ようやく納得という感じです。
さて、よく観察すると毛皮のようなものを身にまとった来年の花芽を見ることができます。花が咲くのは来年の春、7か月以上も先のことなのに準備がいいですね。今年の果実を実らせながら来年の花の準備をする姿、見習いたいものです。
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