「クリンソウの谷の橋」から見下ろせる小池で、コナギが咲きました。
一年草で、地下茎などは持ちません。高さは15cm ほどになり、茎は根元で数本に枝分かれし、小柄なものは地表をわずかに這い、大柄なものはやや斜めに立ち上がります。葉は長い柄があり、葉身は強い光沢がある細い披針形、生長がよければ基部が心形の卵形になり、成長段階によって変化します。よく育つと幅広くなります。全株ともやわらかく、緑色で葉身表面はつやがあってやや色が濃くなります。
本園では、数年ぶりに開花が確認されましたが、水田耕作における強害草の1つに数えられます。無農薬栽培で水田耕作をしている農家の方には、悩みの種だそうです。綺麗な花だけに、ちょっと残念!