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シロモジの黄葉と冬芽

 「七草の庭」東側の道路を歩くと、道路を挟んでオオバクロモジとシロモジの両方を見ることができます。2種類を比べてみることができるように向かい合わせで植栽してあるのです。葉の形が全く違いますので、よくわかると思います。

 シロモジ(クスノキ科)もオオバクロモジと同じクスノキ科です。でも、シロモジの葉を見るとカエデの仲間のような形をしています。葉の形や黄葉の綺麗さから、庭に植える方も多いようです。昔はシロモジの種子から搾りだした油を灯火に使ったようです。樹皮が黒っぽいクロモジに対して、樹皮が白っぽいことが名前の由来です。

【「七草の庭」東側道路脇で見ることができます】

シロモジ(クスノキ科)

幹は往々に根本で束になって生じ、高さ6 m程になります。古い幹は褐色で、皮目が多いようです。雌雄異株です。花は黄緑色で、春に葉が出るのと同じ頃に葉脇から出て散形花序に咲きます。ここまではクロモジに似ますが、枝は淡褐色、葉は3中裂から5中裂で葉脈が3脈みられます。また、果実は液果で秋に緑黄色に熟します。

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