「ミズバショウの谷」のツタウルシの紅葉が綺麗です。でも、気を付けなければなりません。ウルシの仲間では最強の「かぶれ成分」を含む有毒植物、触れるとひどいかぶれを起こしてしまいます。手袋をしていてもかぶれることがあるほど強力なようです。
そんなツタウルシですが、紅葉は一際綺麗で目を引きます。まだ細いうちは木に取りついているツタという感じですが、自身の幹が太くなると、いかにも主役のような様相で紅葉しています。
葉はウルシの仲間では珍しく三出複葉、そして、雌雄異株です。幼木と成木では葉の大きさが違うのはもちろんですが、幼木の葉には粗い鋸歯があるので、これも間違えて触らないように気を付けなければならないようです。高い所に実がなると見えませんが、実がなっているのはもちろん雌の木ということになります。