ハリギリ(ウコギ科)
「料金所」入って直ぐの西側に実生苗があります。大木は「ナナカマドの森」の南、道路わきに大木があります。今回は観察しやすい「料金所」のそばのハリギリの成長を観察してみました。
日本全土、千島列島、朝鮮半島・中国の山地に分布します。山地に生える落葉樹です。幹は直立し高さ25m内外に達し、高くそびえ、樹皮は暗褐色で、枝に刺があります。葉は長い柄があり互生で毛をもちます。初夏、枝先に数本の花茎を出し、その頂に散形花序をなし、緑黄色の小花をつけます。花弁5、雄しべ5、果実は黒く熟します。センノキともいいます。材はケヤキに似た年輪模様が美しく、建築材や家具材などに使われます。
和名「針桐(ハリギリ)」は、材がキリに似ていて、枝に刺があることからつきました。
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