「ログハウス」裏側で、ヒトツバカエデ(ムクロジ科)が黄葉しています。秋田県・岩手県から紀伊半島にかけての、標高700m-1600mの山地の沢沿いや湿った所に自生する日本固有種です。落葉した葉だけを見ると、「これがカエデの葉?」と思ってしまいます。カエデ特有の切れ込みの無い普通の葉の形だからです。別名マルバカエデ、切れ込みの無い丸い葉っぱのカエデという名前もついています。それでもやっぱりカエデの仲間だなというのは、実を見ればわかります。くるくるとまわって落下する翼のある、いかにもカエデの果実らしいの翼果です。もうすぐ葉が全部落ちてしまします。