みどころ情報

ヒメキンミズヒキ

「案内番号13番から東トイレに向かう杉林の道沿い」に、ヒメキンミズヒキが咲いています。

 北海道(南部・西部)、本州、四国、九州、屋久島に分布します。山地、丘陵地の林下や渓側の沢筋などに生育する多年草で、茎は細く直立し高さは30~50cm位、まばらに分枝し枝も細く全体に毛が生えます。葉は互生し奇数羽状複葉3~5個で、まれに7個の小葉からなります。先端はあまりがとがらず円形または鈍形で、縁には円みのある粗い鋸歯があります。葉の裏面には不明瞭な白色の腺点と托葉があり、葉柄の基部に合着します。夏に頂生の総状花序を出し、花は黄色で直径約5mm、花弁は細くなります。雄しべは5~8本で、果時の萼筒も小さいようです。

 キンミズヒキとヒメキンミズヒキの違いは、雄しべの数が10~13本に対して5~8本、花径が8~10㎜に対して5mm、高さ50~150㎝に対して30~50cm等で区別できます。中でも、葉の形が尖っているか・丸みを帯びているかが区別しやすいと感じています。(1枚目の写真参照)。

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