ベニバナイチヤイクソウ(ツツジ科) ロックガーデンの山頂近く西通路から見られます。白プレートの奥です。
日本では北海道、本州中部地方以北に分布します。国外では、朝鮮、中国東北部、シベリア、カムチャツカ、アラスカに分布しています。常緑の多年草です。葉柄があり、葉身は円形または卵状楕円形です。葉の先端は円く、基部はやや心形になり、縁には目立たない細かな鋸歯があります。葉の間から長さ15~25cmになる花茎を伸ばし、総状花序をつけ、8~15個の桃色から濃桃色の花を下向きに咲かせます。花茎は赤みを帯び、1~3枚の広披針形の鱗片葉があります。萼片5。果実は蒴果。高山植物としては、人気がありますが、半寄生植物であることから非常に栽培は難しいです。
和名「紅花一薬草(ベニバナイチヤクソウ)」 一薬草は、一番よく効く薬草の意味です。紅花は花の色によります。