「ひょうたん池」西側に、ホトトギス(ユリ科)が咲いています。噴水のような形をした花柱も面白いですが、何といっても斑点模様が特徴的です。この斑点模様が、鳥のホトトギスの胸の羽毛の模様と似ていることが花の名前の由来になっています。本州では関東地方以西に自生する植物となっていますが、北海道南西部にも自生があるようです。本園では、本種のほかにヤマジノホトトギス、タマガワホトトギス、タイワンホトトギス、ジョウロウホトトギスが見られますが、この時季は本種とタイワンホトトギスとジョウロウホトトギスの3種類が観察できます。