ミツバウツギ(ミツバウツギ)
北海道から九州分布します。国外では朝鮮半島、中国に分布します。 山野に自生する落葉低木です。高さ1.5~3mになります。葉は三出複葉(5枚のこともある)で対生です。花は枝先に円錐花序をなして咲きます。完全に開かないが、花弁5、萼5とも白く、よく目立ちます。果実は偏平で先の尖った軍配のような形をした蒴果です。茎はウツギと同様に中空となります。若葉を和え物など食用にします。別名はコメノキといいます。
和名「三葉空木(ミツバウツギ)」は、ウツギの仲間ではありませんが、花がウツギに似ていることや、葉が3つに分かれているので、この名前がつきました。