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ヤマモミジは東北から北陸にかけて日本海側の多雪地帯に分布します 

 ヤマモミジ(ムクロジ科)

 北海道、本州は青森から島根県の日本海側の多雪地に多く見られます。高さ12~15mほどの落葉高木です。葉は対生し、掌状に7~9裂し、不揃いな欠刻状の鋸歯があります。葉は紅葉しますが、黄色く色づくものもあります雄花と両性花が同じ木に咲きます。萼片、花弁ともに5。花弁は淡黄色~紅色、萼片は紅色。果実は2個ずつつき、プロペラ状の翼があり、鈍角に開く。

 翼果は2個セットで付いていますが、V字型(ブーメラン型)に付くのがヤマモミジで、東北から北陸にかけての日本海側の多雪地帯に分布します。一方、太平洋側・西日本でみられる、葉がヤマモミジより小ぶりなイロハモミジの翼果はほぼ水平に開きます

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