ハハコグサが様々なところで咲いています

ハハコグサ(キク科) 「ロックガーデン」、「ハーブ園」、「ひょうたん池」西側、「ナナカマドの森」等で咲いています。

 北海道から九州にかけて全国に見られますが、古代中国または、朝鮮半島から帰化したと言われています。国外では、中国からインドシナ、マレーシア、インドにまで分布しています。各地の道端、荒地に普通に生える2年草です。茎は高さ20cm~30cmです。基部より分枝して直立します。葉は互生で、茎とともに白毛があります。春から夏に黄色の頭状花序をつけます。中央は筒状の両性花、外周は糸状の雌性花(しせいか)で、総苞は黄色で堅いです。春の七草の1つ、御形(ごぎょう、おぎょう)はこれです。茎葉の若いものを食用にします。

 和名「母子草(ハハコグサ)」の由来は諸説ありますが、有力なものとして、茎葉全体に白く軟らかい毛が密生し、花の冠毛も起毛状にほおけ立つことから、別名ホホコグサとよばれ、これを昔は「ほほける」を「ははける」と書いたので、当て字でハハコグサに転訛したといわれているそうです。

 

ホタルブクロ

 「吉林の庭」のホタルブクロです。

 北海道から九州にまで分布している山野に生える多年草で、チョウチンバナ、ツリガネソウ、ホタルグサなどとも呼ばれます。茎の上部に大きな鐘形の花をつけ、淡紅紫色または白色で、先は5裂し、萼片のところにそり返った付属体があります。そり返らないのは、ヤマホタルブクロです。

 和名「蛍袋」。形状が蛍に似ている?と思いきや、蛍を入れて遊んだからだそうです。夜、ホタルブクロの中の蛍が光を出すと、どのように見えるのか、想像力が掻き立てられますね。

「庭木を楽しむための剪定技術教室」

 野草園内の樹木の剪定を体験しながら、剪定方法を学ぶことができる教室です。

 「ご自宅で庭木のお手入れをしてみよう」という方は、ぜひご参加ください。

「庭木を楽しむための剪定技術教室」

日 時 : 令和5年7月8日(土) 午前9時30分~午前11時30分

内 容 : 今年伸びた植込みの刈込みによる樹形を整える方法を学習

講 師 : 樹木医 山田 寛爾 氏

       樹木医 伊藤 一 氏(野草園副園長)

対 象 : 事前申込 30人(抽選)

費 用 : 資料代・入園料込500円(高校生以下200円)

申 込 : 6月15日(木)から20日(火)まで、電話で野草園へ

      📞023-634-4120

       ※当選者のみ電話連絡いたします。

開園日について

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