トチノキの冬芽 太陽の光を反射しピカピカ

 トチノキ(ムクロジ科)の冬芽が、晩秋の太陽に照らされてピカピカ光っています。トチノキの冬芽は樹脂におおわれているので、太陽の光を反射し輝いて見えるのです。近づいて冬芽に触ってみると、べとべとします。この樹脂で冬芽は寒さを防ぎ、また、虫の侵入も防いでいるといわれています。

トチノキ(ムクロジ科)

落葉性の高木で、日本固有種です。水気を好み、沢筋などの適度に湿気のある肥沃な土壌で育ちます。葉は非常に大きく、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5-7枚を掌状につけます(掌状複葉)。葉の間から穂状の花を咲かせます。花は白〜薄い紅色です。果実は、一般的に「栃の実」と呼ばれて食用になります。栃木県の郷土の木として親しまれています。

冬期休園(12月~3月)

 今日、山形市で初霜を観測しました。西蔵王にも間もなく本格的な冬が到来します。

 野草園の8か月間の開園期間も残すところあと半月となりました。

 12月1日から令和4年3月31日までの4か月間は冬期休園となります。

 今年も多数のご来園をいただき、誠にありがとうございました。

 令和4年度の開園は4月1日の予定です。

 

『野草園からのお知らせ11月15日号』

 11月後半の野草園では、紅葉が終わり、植物たちがまもなくやって来る冬の寒さの

備えをしています。同時にその後の春の萌え出しの準備も着々と進めています。

 野草園は11月いっぱいで休園します。

 今年もコロナ禍の中、多くの方にご来園いただきありがとうございました。

 冬期休園中も、かんじきを履いた冬芽観察などのイベントを予定しています。

 当ホームページや山形市の広報誌「広報やまがた」でお知らせいたしますので、掲載を

お待ちください。

開園日について

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