ハンノキもしっかり春の準備を整えました

 林野の湿地に生え、また植林される高さ17mになる落葉樹。幹は直立し分枝します。葉は有柄で互生し、雌雄同株。前年の秋に枝について越年した雄花の尾状花序は、有柄で黒紫褐色となり早春に垂れ下がります。雌花穂は雄花穂の下部につき、紅紫色で鱗片ごとに2個の花をつけます。果穂は楕円体の球果状で染料に用います。

 今時分のハンノキは、昨年の実から今年の実、雄花の冬芽、冬芽よ勢ぞろいの様相です。すっかり春の準備を整え、冬越しを万全の態勢でいます。

健康ポイント事業SUKSKの対象施設になります

SUKSK(スクスク)とは?

 市民の皆様に楽しみながら健康づくりに取り組んでいただくことを目的とした山形市の事業です。     

 スマホアプリや通信機能付き歩数計を活用し、日々の歩数や指定の講座やイベント等の参加、       

 健康診断等の受診でポイントが貯まります。ポイントを貯めると山形県の特産品や市内店舗で

使える商品券等が当たる抽選に参加することができます。                               

 

11月13日(土)から、野草園がSUKSK対象施設になります。

 1回の入園で500ポイントが付与されます(1日1回まで)。

 ポイント取得方法は以下の2種類です。

 1 スマホアプリで料金所に掲示された二次元コードを読み取る。

 2 料金所でポイント手帳等を提示しポイントシール1枚を受け取る。

 

 SUKSK参加者の方には、記念に野草園オリジナル絵はがき8枚セットをプレゼントいたします。

 敷地面積26ヘクタール(東京ドーム5.5個分)の園内は、1周すると約1時間のウォーキング

コースになります。野鳥や植物の冬芽を観察しながら散策してみてはいかがでしょうか。

 SUKSK事業の詳細は、公式サイトをご覧ください。

 https://kenkopoint-suksk-city-yamagata.jp/

オオカメノキの冬芽 

 すっかり葉が落ちて、冬芽が目立つ季節になりました。オオカメノキ《ムシカリ》(ガマズミ科)の冬芽はとても可愛らしく、冬芽の中でも人気があります。ウサギのように見える方、ウルトラマンのように見える方、ワーイワーイと楽しそうな子どもに見える方、さらには、ラジオ体操をしているように見える方など、人によっていろいろな見え方があるようです。

オカメノキ(ガマズミ科)

名前からも葉に注目されがちな本種ですが、白い花も美しく葉に負けてはいません。花の中心部には両生花が集まり、そのまわりに白い装飾花がつきます。アジサイのなかまは、萼が変化したものですが、本種は花が変化したものです。名前は、葉が大きな亀の甲羅に似ていることが由来です。また、別名ムシカリは虫食われからという説があります。

開園日について

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