ツリフネソウとキツリフネの両方が見られるようになりました。ツリフネソウの花色は紅紫色、キツリフネの花の色は黄色です。よく見ると、距の先端が、ツリフネソウはくるりと巻き込みますが、キツリフネは垂れ下がります。
みどころ情報
ゲンノショウコ 現の証拠
ゲンノショウコ(フウロソウ科)が、園内いたる所で咲いています。日本全土の山野や道端でもふつうに生える植物なので、花壇や畑でたくさん見られるという方も多いことでしょう。和名ゲンノショウコは「実際に効く証拠」という意味で、「現の証拠」と書きます。昔から下痢止めや胃腸の薬として使われ、煎じて飲むと効果がすぐに現れるということが名前の由来になっているようです。1㎝ほどの小さな花ですが、近づいて見るととても綺麗な花です。
ミヤマウズラ開花
野草の丘の林の中で、ミヤマウズラ(ラン科)が開花しました。こんなにきれいに開花したのは、ここ数年では初めてです。花を拡大すると鳥が飛んでいるような形をしています。