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「ロックガーデン」にマルバキンレイカが3年ぶりに咲きました

マルバキンレイカ(スイカズラ科)

 本州の新潟県以北、北海道に分布しています。東アジアでは南千島に分布しています。山地で湿潤な岩上に生える多年草です。全体にほとんど毛がないか短毛で、一種の異臭があります。茎は円柱形、直立して高さ30~70cm位になります。葉は茎に対生し、葉身は広卵形で羽状に浅裂します。オミナエシ属の他種の多くが、葉が中裂、全裂するのに対して広卵形なのは特徴的です。花期は7~8月です。オミナエシに似た、花冠が5裂した径5mm、長さ6.5mmの黄色の小花を集散花序につけます。花冠には短い距があります。

 和名「丸葉金鈴花(マルバキンレイカ)」は、同属のキンレイカ(金鈴花)の深裂葉に対して、葉が丸いことからです。

8月 葉月 暑い日が続いています

 8月に入りました。野草園は、4月から11月までの開園なので、8月からは後半となります。暑い日が続いているとはいえ、毎年のことではありますが、植物は秋に向かっていることを私たちに教えてくれます。秋の七草も咲き始めています。秋の虫も大きくなって活発に動き始めています。今日来園した女の子は、まだ幼い7cmほどのカマキリを見つけて楽しそうに見ていました。また、別の男の子は虫取り網をもってトンボを追っていました。しばらく真夏と少しの秋が混じったような日が続くようです。

1段目写真・・・レンゲショウマ開花 

2段目写真・・・白い色のカワラナデシコ 見つけることができたらラッキー

3段目写真・・・フシグロセンノウ 暗がりでオレンジが鮮やか

4段目写真・・・オオウバユリ 妖し気な雰囲気

ツリフネソウ開花

 ツリフネソウ(ツリフネソウ科)が咲き始めました。釣舟草と書き、花柄につり下がって咲く姿が、つるして花を生ける花器に似ていることが名前の由来のようです。湿ったところが好きで、流れの近くなどに群生します。園内には、黄色い花を咲かせるキツリフネという種類もありますが、それは間もなく開花いたします。

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