学習センターの西側にハコネウツギ(スイカズラ科)が咲いています。箱根の名前が付いていますが、北海道南部から九州まで自生する日本固有の植物です。写真のように白い花と赤い花が混じって咲いていますが、咲き始めは白い花ですが次第に薄紅色へ、そして紅色の花に変わっていきます。紅色に変わっていくことで受粉が終わったことを昆虫に知らせ、効率的に受粉できるようにしているといわれています。「私は受粉が終わったから、ほかの花に行ってね!」というサインなのですね。驚きです。
みどころ情報
バイケイソウ 林内湿地に立ち上がる
林の中の湿地にバイケイソウ(シュロソウ科)が咲いています。他の草の間からすっと立ち上がり、楚々とした白い花をたくさん付けています。花はとても綺麗なのですが、実は有毒植物です。芽生えの頃に、ウルイやギョウジャニンニクと間違えて誤食し中毒になるケースがあるようです。名前は、花が梅、葉が蕙蘭に似ていることからバイケイソウと付けられたようです。
お父さんやお母さんとまた来たよ!
先週の金曜日に来園した市内幼稚園年長組のみなさんの中で、野草園探検ビンゴカードの中の花で探しきれなかった花を探しに、お父さんやお母さんと再び来園された方が何人かいらっしゃいます。お父さんと一緒に探しきれなかった花を探したり、お母さんを案内してあげたりと、楽しそうです。
「もうひとつ探すとシール全部になるよ!どこかな?」