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コウリンタンポポが「ロックガーデン」東通路7合目で咲いています

コウリンタンポポ(キク科ヤナギタンポポ属) 本園にあるセイヨウタンポポ、エゾタンポポはタンポポ属です。

 2株あって、1株は1つの花が開いています。もう1株は蕾を4つ持っていました。

 ヨーロッパ原産で冷涼な環境を好む多年草です。(エゾタンポポ、セイヨウタンポポはタンポポ属) 日本を含めた北半球では帰化植物として定着していて、日本には明治中期に観賞用として渡来しました。草丈は10~50cmです。白い毛の密生する根生葉を出しロゼット状になります。葉は花をつけるような個体は全縁でへら形、毛のために白くやや汚れたように見えます。タンポポ類に形がよく似た鮮やかなオレンジ色の花を6~7月頃に咲かせます。花茎は長く30cm以上伸びることが多く、白色の長いやや縮れた毛が散生し、さらに短い星状毛も生えます。花茎は複数が同時期に立ち上がり、ひとつの茎に1~3個の花を次々と咲かせます。花は鮮やかなオレンジ色です。

オゼコウホネとコウホネ 柱頭盤で区別してみよう

 ひょうたん池には、オゼコウホネ(写真上段)とコウホネ(写真下段)があります。池ではオゼコウホネが目立っているので、オゼコウホネだけを見てしまいがちですが、池の脇の小道をちょっと行くと、コウホネも咲いています。花の中の柱頭盤の色が深紅色なのがオゼコウホネ、赤くないのがコウホネです。

サイハイラン咲く 枯れていると思って通り過ぎないように!

 ハルニレ林にサイハイラン(ラン科)が咲いています。ほかの草の間からスッと顔を出しているのですが、枯れているようにも見えるので通り過ぎてしまう方もいます。近づいてよく見てみると、ちゃんと花が咲いています。ほかの草をかき分けて、葉も良く観察してみましょう。

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