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アーモンドもアンズもよく似ています

「スワンヒルの庭」のアーモンドと「吉林の庭」のアンズは、花がよく似ています。どちらも桜と同じくバラ科の植物ですが、違いを調べてみましょう。

アーモンド(バラ科)

 アーモンドは、花柄が短く、枝に沿うように5弁花を咲かせます。花弁の端に小さな切り込みが入っています。葉は後に出てきます。

アンズ(バラ科)

 アンズは、花柄がなく、前年の枝に1~2個の淡紅色の5弁花を咲かせます。花弁の端にはアーモンドよりも切れ込みが大きく花弁も大きいです。葉は後に出てきます。

 花柄が「短い」か「ない」かの違いと花弁の「切れ込みの大きさ」の違いがあります。サクラとも花が似ていますが、サクラは、長い花柄で、1つの花芽から複数の花を咲かせるのが特徴です。  

ユキツバキ 春らしく

 雪に押しつぶされ、地面に這いつくばっていたユキツバキがしっかり立ち上がり、満開を迎えつつあります。豪雪に耐える雪国仕様のツバキなので、押しつぶされても耐えることのできる枝のしなやかさと粘りをもっています。庭によく植えてあるヤブツバキの高木の姿とは違い、地を這い半球形になる樹形は積雪に耐える姿です。雪椿、素敵な名前です。

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