シュンラン（ラン科）の蕾が顔見せ始めました。花が開くまでにはもう少し時間がかかりそうですが。毎年5月の連休くらいまでは観察することができます。

　「ロックガーデン」でイワナシ（ツツジ科）が開花しました。花の直径は１ｃｍもないような小さな花ですが、淡紅色のとても綺麗な色をしています。濃い緑色の葉と淡い紅色の花の色合いに魅せられ、毎年写真を撮りに来る方もいらっしゃる程です。イワナシという和名は、梨のような甘みのある小さな果実が由来となっています。

　タムシバがキタコブシの開花に遅れること、４日、キタコブシと同じようなモクレン科らしい白い花を咲かせました。花だけ見ると違いがよくわかりませんが、ある所に注目すると区別がつきます。

　それは、小さい葉芽です。キタコブシの葉芽には毛がありますが、タムシバの葉芽には毛がありません。そこで、見分けることができるのです。