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アカシデの赤い冬芽が目を引きます

 園内の道路沿いには至る所にアカシデが植栽されています。赤い冬芽が目を引く樹木です。アカシデはカバノキ科の植物ですが、カバノキ科は雌雄同株(しゆうどうしゅ)で、1本の木に雄花と雌花が共存します。そして、雄花は尾状花序となり、垂れ下がるのが特徴です。

アカシデ(カバノキ科) 「野草の丘道路沿い」「七草の庭西道路沿い」「ロックガーデン」にあります。

 北海道南部、本州、九州、朝鮮半島に分布しています。山地や平地に生える高さ10~15mの落葉高木です。雌雄同株(しゆうどうしゅ)で雌雄異花(しゆういか:同じ個体の植物に雄性と雌性の花が別々に存在すること)です。新葉と花芽が同時に開きます。雄花序は前年枝の葉腋から垂れ下がり、初めは赤みを帯び後に黄褐色になります。雌花序は枝の先端の芽から出て垂れさがります。アカシデは7対程度の葉脈があり、イヌシデは12対ほど、クマシデは15対以上あります。
 和名「赤四手、赤垂(アカシデ)」は、若芽が赤いこと、美しく紅葉するからで、「しで」は紙垂(しで:しめ縄に付ける四角くヒラヒラした紙)のことで、花穂の垂れ下がる様子が似ているからの命名です。

ご来園ありがとうございました

 令和5年度の開園は、本日をもって終了です。8ヶ月間、多くの方にご来園いただきました。ありがとうございました。

 令和6年度は、4月1日の開園です。ザゼンソウ、ミズバショウ、そしてミヤマカスミザクラが皆様をお迎えする準備を始めています。

和名「仙人草(センニンソウ)」らしくなってきました

 「マグノリア通りのオオヤマザクラ下」のセンニンソウです。実に付く綿毛を仙人の髭に見立てたことからついた和名ですが、それらしくなってきました。センニンソウの特徴等は、本園HP(ブログ)の9/2に掲載していますのでそちらをご参照ください。

 タンポポやオキナグサ、クサボタンの綿毛とは、少し趣が異なりますね。

  毒を有し、別名が「ウマクワズ(馬食わず)」と呼ばれ、馬や牛が絶対に口にしないことを意味しています。花の様子や今見られる綿毛からは、ちょっと想像できないのですが・・・。茎や葉の汁は皮膚炎の原因になります。

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