「藤棚そば」のナニワズの様子です。
ナニワズは、夏に落葉し、秋に新しい葉と翌春に咲くの花の蕾が生えてきます。やがて訪れる厳しい冬を、新しい葉と蕾でじっと耐えます。本園は11月末をもって冬の休園に入りますが、4月の開園とともに皆さんをお迎えする花の一つが、ナニワズです。
「藤棚そば」のナニワズの様子です。
ナニワズは、夏に落葉し、秋に新しい葉と翌春に咲くの花の蕾が生えてきます。やがて訪れる厳しい冬を、新しい葉と蕾でじっと耐えます。本園は11月末をもって冬の休園に入りますが、4月の開園とともに皆さんをお迎えする花の一つが、ナニワズです。
「薬草コーナー」と「ミズバショウの谷№㉗から杉林に向かう途中」で、ツルリンドウが実をつけています。紹介した写真は、後者です。多くの実をつけています
朝鮮、中国東北部と日本の北海道・本州・四国の山地の樹陰に分布する多年草のつる性植物です。茎は細長く地をはい、長さ30~60㎝になります。葉は対生し柄があり、裏面は帯紫色です。秋に葉腋に淡紫色の花をつけ、萼は筒部が短く、5つにさけ、花冠は鐘状で5つに裂けます。液果に長い柄があり紅紫色に熟します。
最後の写真は、8/20の開花の様子です。薄紫の花が紅紫色の実に、見事に変身しています。
オオウバユリが園内各所で実を結んでいます。先に紹介した2m程の株は、残念ながら途中で折れてしまいました(最後の写真)。
1枚目の写真をご覧ください。三角形の種子が、びっしりと詰まっているのが分かります。すごい数だと思いませんか。1つの実には400~600個の種が詰まっているそうです。
オオウバユリは開花後は枯れ、株で生き残ります。では、種による繁殖はどのような状況でしょうか。発芽し1枚の葉を出すと、地下部の鱗茎を成長させます。次第に葉を増やし、そして、開花までには、8年以上が必要だそうです。最低10数年かかるという説もあります。