「スワンヒルの庭」周辺で、キバナコスモスが咲き始めました。
メキシコ原産で、日本には大正時代の初めに輸入された記録が残っています。草丈は1~1.2mでコスモスに比べるとやや小さく、羽状複葉は対生し,コスモスより裂片の幅が広くなっています。頭状花は直径4~6cmで,茎頂につく。花色は淡黄色から橙色,朱赤色まで幅があり,一重のほか八重咲き品種もあります。開花期が長く,初夏から霜がおりる頃まで咲き続けます。
一重と八重、橙色と黄色の違いが、写真でお分かりただけますか?
「スワンヒルの庭」周辺で、キバナコスモスが咲き始めました。
メキシコ原産で、日本には大正時代の初めに輸入された記録が残っています。草丈は1~1.2mでコスモスに比べるとやや小さく、羽状複葉は対生し,コスモスより裂片の幅が広くなっています。頭状花は直径4~6cmで,茎頂につく。花色は淡黄色から橙色,朱赤色まで幅があり,一重のほか八重咲き品種もあります。開花期が長く,初夏から霜がおりる頃まで咲き続けます。
一重と八重、橙色と黄色の違いが、写真でお分かりただけますか?
「ひょうたん池からミヤマカスミザクラに行く途中」でウマノスズクサが咲きました。「これが花?」とつい言ってしまいそうです。
本州以南の日当たりのよいところ、特に程よく草刈りがされた里山や河川敷に生えている蔓性の多年草です。茎は細く強く、無毛、直立して高さ1~5m位になり、葉とともに臭気があります。葉は互生しで柄があり、毛がなく滑らかで蒼緑色です。夏に葉腋から出る1本の細い柄の先に、緑紫色の花が1個横に向いて開きます。萼はラッパ状の筒形で、雌しべ6、蒴果は球状で6裂になります。根や果実は生薬とされていましたが、腎障害を引き起こすことが分かり、現在は用いられていません。
和名は、「馬の鈴草」。葉が馬の顔の形に、花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に、花の形が馬の首に掛ける鈴に等、諸説あります。葉がジャコウアゲハ幼虫の食草となります。成虫は雄は黒、雌は褐色で大変綺麗ですが、野草園ではこれまで確認されていないようです。
コオニユリ(ユリ科) 「ひょうたん池」南側通路にあります。
北海道、本州、四国、九州の日当たりの良い湿り気のある山地に生える多年草です。葉は線状披針形で、葉のわきにオニユリのようにムカゴは付きません。茎の先端に黄赤色の花をつけます。花の数はオニユリよりも少なく、形も少し小さいです。花被片は6枚、上部はそり返り内側には紫黒色の小点がまばらにつきます。
和名「小鬼百合(コオニユリ)」 オニユリよりも小さいことからつきました。オニは、鬼(おに)で橙赤色の花の咲く様子を鬼の顔に見立てたといいます。