料金所を入ってすぐの「マグノリア通り」で、チョウジソウが咲き始めました。
東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布します。日本では北海道から宮崎県にかけて、川岸の氾濫原や原野などの、やや湿った草地に自生する多年草です。地下茎は横にはい、茎は直立して丸く上の方で枝分かれします。葉は互生し披針形で先はとがり、茎の先端に多数の花をつけ、青紫色で下部は筒となります。上部は5裂して平らに開き、裂片は狭長楕円形です。花の形がチョウジに似た草であることから、和名は「丁字草」です。紫色の可憐な花ですが、毒を持ち、局所麻痺や瞳孔散大になるそうです。