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どっちがどっち?ルイヨウショウマの実 ヨウシュヤマゴボウの実

 園内をまわると、全く同じような果実が見られるものがあります。下の二つの果実、ひとつがルイヨウショウマの果実(上段2枚)、もうひとつがヨウシュヤマゴボウの果実(下段2枚)、写真だけみると全く同じような様子でどっちがどっちかわかりません。ルイヨウショウマは深山の樹林内で見られ、葉は2~3回3出複葉、小葉は卵形~長卵形で粗い鋸歯があります。また、ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産で明治初期に渡来し平地でも普通に見られ、葉の形は長楕円形で先が尖ります。

 気を付けなければならないのは、ルイヨウショウマはキンポウゲ科の植物で、キンポウゲ科の例にもれず毒性があります。ヨウシュヤマゴボウはヤマゴボウ科ですがこれも毒性があります。死亡例もありますので十分に気を付けなければなりません。

ホトトギス 斑点模様が特徴的

 「ひょうたん池」西側に、ホトトギス(ユリ科)が咲いています。噴水のような形をした花柱も面白いですが、何といっても斑点模様が特徴的です。この斑点模様が、鳥のホトトギスの胸の羽毛の模様と似ていることが花の名前の由来になっています。本州では関東地方以西に自生する植物となっていますが、北海道南西部にも自生があるようです。本園では、本種のほかにヤマジノホトトギス、タマガワホトトギス、タイワンホトトギス、ジョウロウホトトギスが見られますが、この時季は本種とタイワンホトトギスとジョウロウホトトギスの3種類が観察できます。

ガーデニング教室 ビオラのハンギングバスケットつくり

 昨日と違ってとてもいいお天気。今日は「ガーデニング教室 ビオラのハンギングバスケットつくり」が行われました。講師は、YBCラジオ土曜日の朝の園芸コーナーでもお馴染み、「山形市白山の花屋さん 花のひこうき 戎野日出男氏」です。今朝、戎野さんが野草園にハンギングバスケットつくりの講師で行くとラジオで聞いた方々も、教室のギャラリーとして来てくださいました。

 戎野さんの分かりやすい説明を聞きながら、参加者の皆さんとても上手にハンギングバスケットをつくり上げました。出来上がった作品を園内のベンチに置き、野草園の風景をバックに記念撮影。とても素敵な時間になりました。

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