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ホトトギス 斑点模様が特徴的

 「ひょうたん池」西側に、ホトトギス(ユリ科)が咲いています。噴水のような形をした花柱も面白いですが、何といっても斑点模様が特徴的です。この斑点模様が、鳥のホトトギスの胸の羽毛の模様と似ていることが花の名前の由来になっています。本州では関東地方以西に自生する植物となっていますが、北海道南西部にも自生があるようです。本園では、本種のほかにヤマジノホトトギス、タマガワホトトギス、タイワンホトトギス、ジョウロウホトトギスが見られますが、この時季は本種とタイワンホトトギスとジョウロウホトトギスの3種類が観察できます。

ミヤマダイモンジソウ 深山大文字草

 秋を感じさせてくれるミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)が、ロックガーデンに咲いています。ミヤマダイモンジソウはダイモンジソウの高山型とされる種ですが、特に区別しないで植物学的に同じとする場合もあるようです。

 5個の花弁のうち2個の花弁が長いので、花の形が「大」の字に見え、このことが名前の由来になっています。人気の植物で様々な園芸種がつくられ、華やかなダイモンジソウがたくさん出まわっているようです。

 

ジョウロウホトトギス咲く

  ジョウロウホトトギスがロックガーデンに咲いています。高知県の固有種で、別名トサジョウロウホトトギスと呼ばれることもあります。山地の湿った渓谷の崖などに生える、ユリ科ホトトギス属の植物です。昨年植栽され、今年初めて花を付けました。

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