観察日記

秋の四季観察会 紅葉と木の実

 素晴らしいお天気の中、今年度3回目の四季観察会が行われました。木の実や紅葉した樹木を観察する、秋の観察会です。人気の観察会で、すぐ定員いっぱいになり残念ながら参加できなかった方もいらっしゃるようです。自分で園内をまわると通り過ぎてしまうような様々な場所で、樹木の話や木の実の話を聞きながら園内をまわるのはとても楽しく、あっという間に2時間半が過ぎてしまいます。参加された皆様、お疲れさまでした。

 

ミツバウツギの成長

 ミツバウツギが実をつけました。ミツバウツギの実はネコの顔のシルエットのような形をしています。大きさは長さ幅とも2~3cmです。その実は2部屋に分かれています。2部屋にともに実があるかというとそうではないようです。調べた実は片側だけに2~3個入っているものがほとんどでした。実の大きさはどれも5mm程で薄茶色で光っています。

クサギの実がやっと色付きました

 「東トイレ」の西側のクサギの実が色づきました。はじめ、今年のクサギは色付きが悪いと思っていました。しかし、ここに来て、萼が濃紅色に変わり、星状に開いて来て、中の藍色の実とのコントラストが綺麗になりました。昨年の実の写真を調べてみると、10月9日のものと同じ色合いだと分かりました。約半月ほど色付きが遅れてしまったことになります。遅れた原因については、はっきりとはわかりませんが、今年の秋の温暖な気候が関係しているのかもしれません。

 下の写真は、9月15日のクサギの花の様子です。

開園日について

アーカイブ