ミツバウツギが実をつけました。ミツバウツギの実はネコの顔のシルエットのような形をしています。大きさは長さ幅とも2~3cmです。その実は2部屋に分かれています。2部屋にともに実があるかというとそうではないようです。調べた実は片側だけに2~3個入っているものがほとんどでした。実の大きさはどれも5mm程で薄茶色で光っています。
観察日記
クサギの実がやっと色付きました
「東トイレ」の西側のクサギの実が色づきました。はじめ、今年のクサギは色付きが悪いと思っていました。しかし、ここに来て、萼が濃紅色に変わり、星状に開いて来て、中の藍色の実とのコントラストが綺麗になりました。昨年の実の写真を調べてみると、10月9日のものと同じ色合いだと分かりました。約半月ほど色付きが遅れてしまったことになります。遅れた原因については、はっきりとはわかりませんが、今年の秋の温暖な気候が関係しているのかもしれません。
下の写真は、9月15日のクサギの花の様子です。
ツルリンドウの果実 渋めの赤が綺麗
ツルリンドウ(リンドウ科)の果実が綺麗に色付いています。渋めの赤が光に当たって一際綺麗に見えます。いつもの年は、探さなくとも園内至る所で見られるのですが、今年は探さないと見つからないくらい数が少ない。やはり今年は、植物にとってもいつもの年と気候が違って大変な年だったことが、ツルリンドウの実の数からもうかがえます。