観察日記

ミヤマダイモンジソウ 深山大文字草

 秋を感じさせてくれるミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)が、ロックガーデンに咲いています。ミヤマダイモンジソウはダイモンジソウの高山型とされる種ですが、特に区別しないで植物学的に同じとする場合もあるようです。

 5個の花弁のうち2個の花弁が長いので、花の形が「大」の字に見え、このことが名前の由来になっています。人気の植物で様々な園芸種がつくられ、華やかなダイモンジソウがたくさん出まわっているようです。

 

ジョウロウホトトギス咲く

  ジョウロウホトトギスがロックガーデンに咲いています。高知県の固有種で、別名トサジョウロウホトトギスと呼ばれることもあります。山地の湿った渓谷の崖などに生える、ユリ科ホトトギス属の植物です。昨年植栽され、今年初めて花を付けました。

アオハダの果実 この少なさは・・・

 アオハダ(モチノキ科)の赤い果実、例年緑の葉の間にたくさん見られるのですが、今年はとても少ない。アオハダだけでなく、カエデの実もトチの実なども例年に比べるととても少ない。夏の天候の影響なのでしょうか。そういえば、ヤマボウシの実も少なく、楽しみにしていた来園者の方ががっかりしていたことがありました。植物受難の年なのでしょうか。

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