今年7月に七草の庭に球根を植えたものが園内でいち早く咲き出しました。別名「曼殊沙華(マンジュシャゲ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味だそうです。その他にも別名・地方名・方言は数百から1000種以上あると言われています。一例として、葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花などあげられ、不吉な別名が多く見られます。
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今年7月に七草の庭に球根を植えたものが園内でいち早く咲き出しました。別名「曼殊沙華(マンジュシャゲ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味だそうです。その他にも別名・地方名・方言は数百から1000種以上あると言われています。一例として、葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花などあげられ、不吉な別名が多く見られます。
昨日から二十四節気「処暑」の時季に入っています。処暑のころを境に夏の暑さが和らぐといわれていますが、野草園の今朝の最低気温は15℃、街中でも昨日の夜や今朝の風は半袖では涼しすぎるかなと感じた方もいるかもしれません。日中は夏の終わりを知らせるかのようにミンミンゼミが鳴いていますが、次第次第に夏の気配が消えていくことでしょう。
「マグノリア通り」でセンニンソウ(キンポウゲ科)が咲き始めました。仙人草の名前は、花後にできる痩果の綿毛を仙人の髭に見立てたことに由来しています。別名はウマクワズ(馬喰わず)、有毒植物で馬や牛が食べないことからきています。茎や葉の汁が付くと、皮膚炎になることがあるので要注意です。有毒植物ですが、真っ白い十字形の花はとても綺麗です。
センニンソウより一足先に、同じキンポウゲ科つる植物のボタンヅルも「藤棚」前で咲いています。葉がボタンの葉に似ていることからボタンヅルの名前があります。こちらも有毒植物です。センニンソウの花に似ていますが、センニンソウより小型です。