観察日記

8月 葉月 暑い日が続いています

 8月に入りました。野草園は、4月から11月までの開園なので、8月からは後半となります。暑い日が続いているとはいえ、毎年のことではありますが、植物は秋に向かっていることを私たちに教えてくれます。秋の七草も咲き始めています。秋の虫も大きくなって活発に動き始めています。今日来園した女の子は、まだ幼い7cmほどのカマキリを見つけて楽しそうに見ていました。また、別の男の子は虫取り網をもってトンボを追っていました。しばらく真夏と少しの秋が混じったような日が続くようです。

1段目写真・・・レンゲショウマ開花 

2段目写真・・・白い色のカワラナデシコ 見つけることができたらラッキー

3段目写真・・・フシグロセンノウ 暗がりでオレンジが鮮やか

4段目写真・・・オオウバユリ 妖し気な雰囲気

ツリフネソウ開花

 ツリフネソウ(ツリフネソウ科)が咲き始めました。釣舟草と書き、花柄につり下がって咲く姿が、つるして花を生ける花器に似ていることが名前の由来のようです。湿ったところが好きで、流れの近くなどに群生します。園内には、黄色い花を咲かせるキツリフネという種類もありますが、それは間もなく開花いたします。

木工工作教室が行われました

 木工工作教室が行われ、野草園内の材料を使って思い思いの作品づくりに取り組みました。何を作るか考えてきていない子どもたちでしたが、材料からイメージを膨らませて90分間集中して作品を作り続けました。毎年のことですが、付き添いの大人の方も一緒になって作品作りに没頭してしまいます。それだけ、木工工作に魅力があるということなのでしょうか。

講師 竹内敏夫 氏  大澤哲夫 氏

 次回の、講師の先生から指導を受けながらの木工工作教室は8月11日で、まだ申し込みに空きがあります。お早めにどうぞ。

 また、7月30日(日)~8月10日(水)の13:00~16:00は木工工作コーナーを設置します。材料と道具を学習センターに置き、原則保護者の監督の下で木工工作を行っていただくものです。ご利用ください。ただし、月曜日は休園日です。

開園日について

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