観察日記

バイケイソウ 林内湿地に立ち上がる 

 林の中の湿地にバイケイソウ(シュロソウ科)が咲いています。他の草の間からすっと立ち上がり、楚々とした白い花をたくさん付けています。花はとても綺麗なのですが、実は有毒植物です。芽生えの頃に、ウルイやギョウジャニンニクと間違えて誤食し中毒になるケースがあるようです。名前は、花が梅、葉が蕙蘭に似ていることからバイケイソウと付けられたようです。

お父さんやお母さんとまた来たよ!

 先週の金曜日に来園した市内幼稚園年長組のみなさんの中で、野草園探検ビンゴカードの中の花で探しきれなかった花を探しに、お父さんやお母さんと再び来園された方が何人かいらっしゃいます。お父さんと一緒に探しきれなかった花を探したり、お母さんを案内してあげたりと、楽しそうです。

「もうひとつ探すとシール全部になるよ!どこかな?」

ギャザリング教室が行われました

 ギャザリング教室が行われました。人気の教室で、申込初日ですぐ定員になってしまいます。ギャザリングとは、「土の付いている根を崩してそれぞれの植物と植物を合わせ小さな束にし、さらにそれを花束のように植え込んでいくもの」だそうです。ペチュニア・トレニア・ユーフォルビア・アイビー・バーベナのポット苗の根を崩し、小さな束にしたものをミズゴケで包み、ヤシの実チッブの入ったバスケットに植えこんでいきました。爽やかな風が通り過ぎる野草園の中で、楽しい教室になったようです。

講師  アトリエモモ 木村聡美氏 (山形市)  

開園日について

アーカイブ