観察日記

ハクウンボク 白い雲の木 

 ハクウンボクが満開です。エゴノキの仲間で、エゴノキの花に似た白い花を咲かせます。でも、葉の形は違っていて大きな卵円形の葉を付けるのでエゴノキと見分けることができます。さらに、ハクウンボクは花序が房状になるので、これもエゴノキと見分けるポイントになっています。この、房になって咲く花を白い雲に見立てて「ハクウンボク(白雲木)」と呼ばれます。

キンギンボクの花 まもなく終わり

 キンギンボクの花、黄色(金)の花が多くなってきました。咲き始めた花は白色(銀)をしていますが、終わりに近づくと黄色に変わります。黄色い花が多いなというようになったら花の時期が終わりに近づいたということです。そのくらいの時期の方が綺麗に見えるように思います。赤いひょうたんのような実がなるのも楽しみです。

ササバギンラン 雨にぬれる

 今日は久しぶりにまとまった雨が降っています。しばらく、しっかりと地面にしみこむような雨がなかったので、植物も元気を取り戻しそうです。そんな中、炭焼小屋への登り口で、ササバギンラン(ラン科)がたくさん見られるようになってきました。地中のどこにそんな優しい姿を隠していたのでしょうと考えてしまいます。

開園日について

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