ノアザミが開花し始めました。初夏から夏にかけて咲くアザミです。これから気温が上がって蝶が多く出始めると、黄色いアゲハや黒いアゲハが吸蜜に訪れます。
観察日記
野草園探検 出発!
市内の幼稚園のみなさんが来園しました。毛虫に驚いたり、カナヘビを見つけしゃがみこんだり、黒いアゲハチョウを見て歓声を上げたり、綺麗な花を見つけたり、楽しそうに園内を探検しました。自然のなかでいろいろなものに興味を示す子どもたち、そんな心を大きくなってももち続けてほしいなと思います。
コウリンタンポポが「ロックガーデン」東通路7合目で咲いています
コウリンタンポポ(キク科ヤナギタンポポ属) 本園にあるセイヨウタンポポ、エゾタンポポはタンポポ属です。
2株あって、1株は1つの花が開いています。もう1株は蕾を4つ持っていました。
ヨーロッパ原産で冷涼な環境を好む多年草です。(エゾタンポポ、セイヨウタンポポはタンポポ属) 日本を含めた北半球では帰化植物として定着していて、日本には明治中期に観賞用として渡来しました。草丈は10~50cmです。白い毛の密生する根生葉を出しロゼット状になります。葉は花をつけるような個体は全縁でへら形、毛のために白くやや汚れたように見えます。タンポポ類に形がよく似た鮮やかなオレンジ色の花を6~7月頃に咲かせます。花茎は長く30cm以上伸びることが多く、白色の長いやや縮れた毛が散生し、さらに短い星状毛も生えます。花茎は複数が同時期に立ち上がり、ひとつの茎に1~3個の花を次々と咲かせます。花は鮮やかなオレンジ色です。