ツレサギソウ(ラン科)が、ハルニレ林付近に咲きだしました。今日から10日間くらいが開花期間となるので、20日過ぎくらいまでは観察できると思います。花の形がサギソウに似ていて、連なって咲くのでツレサギソウと呼ばれているようです。背丈の低い花ですので足をかがめてじっくり見てみると、鳥が飛んでいるような花の形に見えてきます。思わずカメラを近づけたくなります。
観察日記
ユリノキ 木に咲くチューリップのよう
ユリノキ(モクレン科)が咲いています。見上げると、木の枝にオレンジ色の斑紋のあるチューリップのような形の花が咲いているのが分かります。それもそのはず、英名ではチューリップツリーと呼ばれているようです。結構高いところに花が付いているので、気づかずに通りすぎる方も多いようです。花が蓮の花に似ていることからレンゲボクと呼ばれたり、葉の形が半纏のような形をしているのでハンテンボクと呼ばれたりしています。
オオナルコユリ 木陰に揺れる
オオナルコユリ(クサスギカズラ科)が木陰に咲いています。小さな花が風に揺れる姿は何とも可愛らしく、エゾハルゼミの鳴き声とともに動画に撮ってみるのもいいかもしれません。