観察日記

キバナノアマナ開花 黄花の甘菜

 キバナノアマナ(ユリ科)が咲きだしました。ハーブ園入口近辺で見ることができます。漢字で書くと「黄花の甘菜」、黄色い花の甘い菜ということです。雪が解けた地面の枯草の間から顔を出し、可愛らしい黄色の小さなユリのような花を付けるのですぐに分かります。おいしく食べられる植物のようですが、小さいのでたくさん採るのは大変なことだったでしょう。

キクザキイチゲ アズマイチゲ 満開

 暖かい日が続き、一輪草のキクザキイチゲとアズマイチゲが満開となりました。園内様々な場所で見ることができますが、ハーブ園入り口近く、園内ナンバープレートNo.21~No.24の道路脇が一番いい場所です。うす紫色の花はキクザキイチゲですが、花が白いものはどちらもあるので、葉を見てどちらのイチゲ(一華)か区別してみましょう。葉の先が尖り細かい切れ込みが多いものはキクザキイチゲです。それに対して、葉が垂れ下がり葉先がまるくて切れ込みが少ないのがアズマイチゲです。比べてみましょう。

カタクリ開花 来週には群生に・・・

 カタクリ(ユリ科)が咲き始めました。園内に入ってすぐの「ひょうたん池」の西側の林の中で見ることができます。昨年より10日以上遅い開花です。まだ咲き始めで10株ほどしか咲いていませんが、ペリカンのような形をした蕾がたくさん見えるようになっているので、来週には見頃になるのではないかと思います。次々と開花して、ゴールデンウィークの頃まで観察することができます。

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