観察日記

ジュウガツザクラが咲いたと思ったら、オクチョウジザクラも開花していました。

左の写真が、ジュウガツザクラです。秋の10月頃に二期咲きするので、その名があります。「野草の丘」の東端にありますし、「一般駐車場」に入られて「バス停」側にもあります。また、「料金所前」と「料金所」入ってすぐの所にもあります。

右の写真は、オクチョウジザクラです。ロックガーデンの東回り通路にあります。「奥丁字桜(オクチョウジザクラ)」 花の形を横から見ると丁字形をしていることからその名があります。

いよいよ、山形市野草園でもサクラの季節がやってきました。これから、オオヤマザクラ、カスミザクラ、ミヤマカスミザクラと次々と開花してくるでしょう。一層にぎやかな野草園となって、皆さんをお迎えすることになります。

キバナノアマナ開花 黄花の甘菜

 キバナノアマナ(ユリ科)が咲きだしました。ハーブ園入口近辺で見ることができます。漢字で書くと「黄花の甘菜」、黄色い花の甘い菜ということです。雪が解けた地面の枯草の間から顔を出し、可愛らしい黄色の小さなユリのような花を付けるのですぐに分かります。おいしく食べられる植物のようですが、小さいのでたくさん採るのは大変なことだったでしょう。

キクザキイチゲ アズマイチゲ 満開

 暖かい日が続き、一輪草のキクザキイチゲとアズマイチゲが満開となりました。園内様々な場所で見ることができますが、ハーブ園入り口近く、園内ナンバープレートNo.21~No.24の道路脇が一番いい場所です。うす紫色の花はキクザキイチゲですが、花が白いものはどちらもあるので、葉を見てどちらのイチゲ(一華)か区別してみましょう。葉の先が尖り細かい切れ込みが多いものはキクザキイチゲです。それに対して、葉が垂れ下がり葉先がまるくて切れ込みが少ないのがアズマイチゲです。比べてみましょう。

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