フクジュソウ(キンポウゲ科)が満開を迎えました。今日はお天気も良く気温も高いので、軽装で沢山の方が来園されています。フクジュソウを見に来られる方も多く、黄金色に輝く満開のフクジュソウにカメラを向けています。まだしばらくは見ることができますが、ここ数日がピークです。フクジュソウに混じって白い花を咲かせているのはアズマイチゲ(キンポウゲ科)です。
観察日記
一輪草 アズマイチゲ満開
一輪草のアズマイチゲ(キンポウゲ科)があっという間に満開になっています。今日はお天気が良く暖かいので、どの花もしっかりと開いています。開花期間2~3週間ほどですが、いい状態で見ることができるのは20日頃まででしょうか。もう少しすると、キクザキイチゲも見ることができるようになります。アズマイチゲもセツブンソウと同様にスプリング・エフェメラルのひとつです。
セツブンソウ 芽生えと同時に開花
早春の植物セツブンソウ(キンポウゲ科)が芽生えと同時に開花しました。ここ数年雪が少なく暖かい年が続いていたので、4月1日の開園時にはほとんど開花が終わっていました。楽しみにしていた方も多いので、今年は見ることができそうです。例年開花期間が短く、来週の週末くらいまでかもしれません。ひょうたん池の西側(園内プレートNo.3付近)で見ることができます。
セツブンソウ(キンポウゲ科)は日本固有種で、関東地方や中部地方の主に石灰岩地の樹林内に生育する植物です。早春に開花し、初夏には地上部が枯れてしまうスプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる植物のひとつです。