観察日記

二十四節気 清明 

 今日は「二十四節気の清明」、お昼時点での野草園の天気は曇、気温は9.8℃です。今週は気温が高くなる予報なので、野草園の冬の名残りもあと一週間ほどで、一気に春の様相が広がっていくと思われます。それに伴って、早春の花の開花も進むのではないでしょうか。下の写真は、今日のクリンソウの谷の様子です。雪解けが進み、水の流れの近くでは、5月のメインの花となるクリンソウ(サクラソウ科)の芽が見られるようになってきました。

 4月2日の観察日記に載せたユキツバキの枝は、雪が消えるにしたがってずいぶん起き上がってきました。三日前の様子と比べてみてください。(下写真左)また、すぐ近くのエゾユズリハも雪の中から起き上がり始めています。(下写真右)

ミズバショウが見えてきました

 ミズバショウの谷のたくさんのザゼンソウ(サトイモ科)の中に、ミズバショウ(サトイモ科)の仏炎苞の白が見え始めました。来週には気の早い第1号が開花する思われます。ザゼンソウとミズバショウの競演も間もなく見られるようになります。お楽しみに!

黄金色のフクジュソウ 5分咲

 正午の段階で11℃、昨日と違って暖かい日になりました。天気も良く暖かいので、フクジュソウ(キンポウゲ科)がたくさん花開き5分咲きほどの状態になっています。来週のお天気のいい日が見頃になってくると思われます。フクジュソウは、曇りの日や気温の低い日は閉じてしまいますので、お天気を見計らっていらしていただければと思います。

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