マルバマンサク(マンサク科)が綺麗に黄葉しています。マンサクが太平洋側に多いのに対して、マルバマンサクは日本海側(北海道、東北地方から鳥取県)に多く、積雪地に適応したタイプのようです。花はマンサクと同じですが、葉の上半部が丸いのが特徴です。
【「マグノリア通り」や「友好都市ゾーン」などで見ることができます】
マルバマンサク(マンサク科)が綺麗に黄葉しています。マンサクが太平洋側に多いのに対して、マルバマンサクは日本海側(北海道、東北地方から鳥取県)に多く、積雪地に適応したタイプのようです。花はマンサクと同じですが、葉の上半部が丸いのが特徴です。
【「マグノリア通り」や「友好都市ゾーン」などで見ることができます】
「七草の庭」東側の道路を歩くと、道路を挟んでオオバクロモジとシロモジの両方を見ることができます。2種類を比べてみることができるように向かい合わせで植栽してあるのです。葉の形が全く違いますので、よくわかると思います。
シロモジ(クスノキ科)もオオバクロモジと同じクスノキ科です。でも、シロモジの葉を見るとカエデの仲間のような形をしています。葉の形や黄葉の綺麗さから、庭に植える方も多いようです。昔はシロモジの種子から搾りだした油を灯火に使ったようです。樹皮が黒っぽいクロモジに対して、樹皮が白っぽいことが名前の由来です。
【「七草の庭」東側道路脇で見ることができます】
シロモジ(クスノキ科)
幹は往々に根本で束になって生じ、高さ6 m程になります。古い幹は褐色で、皮目が多いようです。雌雄異株です。花は黄緑色で、春に葉が出るのと同じ頃に葉脇から出て散形花序に咲きます。ここまではクロモジに似ますが、枝は淡褐色、葉は3中裂から5中裂で葉脈が3脈みられます。また、果実は液果で秋に緑黄色に熟します。
オオバクロモジ(クスノキ科)の黄葉が、深まる秋の日差しに照らされとても綺麗です。近づいてよく見てみると、黒っぽい今年の実がまだついています。また、来年の春に展開する花芽や葉芽の冬芽もしっかりできています。
今日の野草園の10時現在の気温は約12℃、これから気温も上がってきそうなので穏やかな秋の散歩を楽しむことができそうです。
【「七草の庭」東側道路脇で見ることができます】
オオバクロモジ(クスノキ科)
本州~九州の低山や林の斜面に分布する高さ5m程度になる樹木です。緑色のすべすべした肌に、次第に黒い斑紋がでることが多いのですが、次第にざらついた灰色の樹皮に覆われてきます。葉は深緑で楕円形、裏はやや白っぽい色です。雌雄株です。葉や枝には芳香があるので、高級なつまようじ等に利用されます。