観察日記

うまく言葉にできません ヤマシャクヤクの実

「マグノリア通り」「クリンソウの谷の橋と百葉箱の中間」のヤマシャクヤクの実です。 

 結実すると黒色の種子になり、結実しないと赤い実になるそうです。右下の写真が、春にお知らせしたヤマシャクヤクの白花です。あの花の実がこれなの!!!。 少なからぬ驚きです。圧倒的な存在感です!!! うまく言葉にできません!!!

 園内でも数少ない植物です。是非、実物をご覧いただきたい植物です。

サラシナショウマが見頃を迎えます

「ミズバショウの谷」「案内番号㉑~㉔にかけて」「藤棚から南に進む道」等で、サラシナショウマが見頃を迎えようとしています。場所によっては、赤い可愛らしい花をつけるミズヒキとの共演があったり、大の仲良しのヒョウモンチョウが多数飛来していたりと、大変楽しませてくれます。

 樹林の中のあまり日光があたらない場所に咲きますが、30cm程もある白い総状花序がとても映えます。学生時代に理科の授業で使用した試験管を洗うブラシを思い出しました。近づくとかぐわしい甘い香りも漂ってきます。群生していますので、満開となれば、お勧めスポットの仲間入りとなること間違いなしです!!

 

オオバショウマが咲き始めました

オオバショウマ(キンポウゲ科)

 日本固有種で、本州、四国、九州に分布し、山地の林中に生育します。ときに群生します。高さ30~60cm位の多年草です。根生葉には長柄があります。秋、長い花柄を出し、情報が分枝して穂状花序を出し、やや密に無柄の小花を多数つけます。萼片5で早落性。花弁はありません。雄しべは多数で花糸は糸状です。雌しべは1~2。同属のサラシナショウマには花柄がありますが、本種には花柄はありません。

 和名「大葉升麻(オオバショウマ)」は、花がサラシナショウマ(キンポウゲ科)に似ていて、葉がサラシナショウマより大きいことによります。

  

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