観察日記

チョウジソウが咲きました

 料金所を入ってすぐの「マグノリア通り」で、チョウジソウが咲き始めました。

 東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布します。日本では北海道から宮崎県にかけて、川岸の氾濫原や原野などの、やや湿った草地に自生する多年草です。地下茎は横にはい、茎は直立して丸く上の方で枝分かれします。葉は互生し披針形で先はとがり、茎の先端に多数の花をつけ、青紫色で下部は筒となります。上部は5裂して平らに開き、裂片は狭長楕円形です。花の形がチョウジに似た草であることから、和名は「丁字草」です。紫色の可憐な花ですが、毒を持ち、局所麻痺や瞳孔散大になるそうです。

ウラジロノキ

 写真は、ウラジロノキの花です。今日の雨に、ひときわ白が目立ちました。皆さんご承知のように、「裏白の木」。葉の裏が白いことが名前の由来です。是非、ナナカマドの森へ足を運んでみてください

チシマタンポポが咲き始めました

 スワンヒルの庭でチシマタンポポが咲き始めました。頭花の色は黄色く、花の下にある総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は黒っぽくなっています。根際から生える葉は楕円形で、鋸歯のあるものとないものがあるそうです。 緑色の葉に切れ込みはなく、白い毛がたくさん生えているのが、写真からもわかるのではないでしょうか。花びらの先に4~5の切れ込みがあり、草丈が低く、葉に軟毛が目立ちます。

開園日について

アーカイブ