ナツハゼが咲きました。写真は「ロックガーデン」と「マグノリア通り」のナツハゼです。
日本では、北海道・本州・四国・九州に分布し、中国と朝鮮半島南部にも分布します。特に花崗岩の土地を好み、山地に生える落葉低木です。樹皮は灰褐色で縦に裂け、縦長の薄片になって剥がれます。葉は互生し、花冠は鐘形で浅く5裂し裂片は少し反り返ります。萼や花柄、花序の軸には褐色の毛があります。黒く熟す果実は液果となり、直径4~6mmの球形で表面は光沢があります。甘酸っぱく、山のおやつとして食べられます。
和名は「夏櫨(ナツハゼ)」。 初夏に紅葉する様子を、秋に紅葉するウルシ科のハゼノキになぞらえて付けられたと考えられています。明日から、6月。草木にとっても、本格的な夏はもうすぐそこまで来ているようです。