観察日記

ホオノキが咲くと春爛漫を感じます。

ホオノキ(モクレン科) 花を目線の高さで見られるのは、「マグノリア通り」の「自然学習センター」西側の木です。

 大きい花は15cm~20cm程の大きさがあります。花弁は9枚で、中心に雄しべ群が下にあり、上に雌しべ群があって、花弁もさることながら、雄しべと雌しべも存在感があります。

 葉は大きく、芳香があります。殺菌・抗菌作用があるので、食材を包んだりしました。また、ホオ葉焼など調理にも使われます。

花が終わっても

 上段の写真が何かおわかりになりますか?これは、セリバオウレンの花が終わり、果実が輪状に並んだ様子を真上から撮ったものです。薬草の丘・スワンヒルの庭近くで見ることができます。花は下段の写真のように1センチほどの白い花です。

 花が終わった後でも、いろいろな発見ができ、感動します。

クララの芽吹きは力強さがあります

クララ(マメ科) 園内至る所にあります。

 本州、四国、九州、中国大陸に分布します。日当たりの良い草原、山野の道ばたや土手などに、大株になって自生するマメ科の多年草です。茎は基部が木質化し、葉とともに短い伏毛が多くあります。葉は互生し、奇数羽状複葉。茎の先や枝先に総状花序を出し、白色~淡黄色、ときに紫色を帯びた蝶形花を多数開きます。萼は鐘形で5浅裂します。豆果は4~5個の種子が入ります。

 和名「苦参、眩草(クララ)」は、くらくらくさが訛ったもので、根をかむと苦味で目がくらくらするためだそうです。

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