観察日記

オクチョウジザクラが咲きました。(4月5日 午前開花)

オクチョウジザクラ(バラ科) 「スワンヒルの庭」南側十字路付近、「ロックガーデン」登って直ぐの所で開花しています。

 太平洋側のチョウジザクラに対して、日本海側の多雪地帯に分布するサクラです。和名「奥丁字桜(オクチョウジザクラ)」は、花の形を横から見ると「丁」字形をしているから「丁字桜」です。そして、日本海側の多雪地帯・奥地に自生することから、「奥丁字桜」といいます。

 樹形は細くて株立ちするという特徴があります。毛はチョウジザクラより少ないです。花の萼筒が長く、少しふくらんでいます。花は最初は白っぽく、花の終わりには赤っぽくなるのも特徴です。

 園内では春と秋、2季咲きするジュウガツザクラについで早く咲きます。

「スワンヒルの庭」南側十字路付近

山形市野草園オープンしました

 4月1日(土)から本園は開園しました。白花のオキナグサのプレゼントを用意したおかげもあって、450名をこえる多くの皆さんからお越しいただきました。

 園内では、様々な草花も咲き始め、徐々に木の葉も芽吹いています。快晴の中の1日(土)、2(日)オープン2日間となり、青空の中、野草園のさわやかな早春の自然を満喫してくださったようです。

もう冬のコートはいらないね!

 13時現在の野草園の気温は17℃、木々の冬芽も寒さを防ぐために身につけていたコートを脱ぎ始めました。キタコブシは、毛皮のような冬芽のコートを脱いで、今日咲き始めました。ホオノキも、毛皮のような冬芽のコートを脱ぎ始めました。今までにない、早い春の訪れです。

開園日について

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